【エルサレム=共同】イスラム原理主義組織ハマスの指導者マシャル氏は24日までに、イスラエルの占領地ヨルダン川西岸で6月に行方不明になったユダヤ人少年3人が遺体で見つかった事件について、ハマスのメンバーが殺害に関与したことを認めた。ヤフーニュースとのインタビューで語った。
ただマシャル氏は、事前には知らなかったと強調。イスラエルが西岸を占領していることにパレスチナ人はいら立っているなどと主張した。
イスラエルはハマスが関与した拉致事件とみて、西岸でハマス関係者の取り締まりなどを実施。事件はハマスが支配するパレスチナ自治区ガザでの大規模戦闘につながった原因の一つとされる。