中国でまた化学工場火災 河南省と江蘇省

2015/8/24付
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【北京=共同】中国メディアによると、河南省鄭州市の化学工場で24日、大規模な火災があった。また江蘇省蘇州市の化学工場でも23日に大規模な火災が発生した。いずれも負傷者が出たとの情報はない。

中国では12日に天津市で約130人が死亡する大規模爆発が発生し、習近平指導部が全国の生産現場での安全管理徹底を指示したばかり。しかし山東省●(さんずいに鯔のつくり)博市の化学工場では22日に1人が死亡し9人が負傷する大規模爆発が起きており、指示は掛け声倒れに終わっている。

報道によると、鄭州市の火災では大量の化学物質が燃え、周囲では一時異様なにおいが充満した。当局は工場の責任者3人を拘束した。蘇州市の火災では、工場内の倉庫に有毒の化学物質があったとみられるという。

これらの事故について詳細な報道はなく、当局が、来月3日に北京市で開かれる抗日戦争勝利記念の軍事パレードを前に政府批判につながりかねないとして報道を規制している可能性がある。

中国国内では、市民の安全を脅かす事故が続発していることへの不満が高まっている。24日付の中国紙、京華時報は、当局が、安全が絡む事故について「容認の余地はない」とした直後に爆発などが相次いでいると指摘し「(スローガンは)笑い話になった」と批判した。

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