2019年2月16日(土)

IPCC議長が辞任 女性へのセクハラ疑惑で

2015/2/25付
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【ナイロビ=共同】2007年にノーベル平和賞を受賞した国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は24日、IPCCのパチャウリ議長(74)が同日付で辞任し、ギズーリ副議長が議長代行に指名されたと発表した。

パチャウリ氏をめぐってはインドの職場で女性にセクハラを繰り返していた疑いが浮上、地元当局が被害届を受理し、捜査を開始した。24日からケニアの首都ナイロビで開かれるIPCC総会で議長を務める予定だったが、捜査に協力するため出席を取りやめた。

パチャウリ氏は2期13年にわたってIPCCの議長を務めていた。IPCCによると、国連の潘基文事務総長に宛てた手紙で「ナイロビに渡航できない状況で、IPCCが必要とする強いリーダーシップを果たすことができない」として辞任する意向を伝えた。

国連環境計画(UNEP)のシュタイナー事務局長は議長代行の指名について「気候変動の影響を評価するというIPCCの任務が中断されないようにするためだ」と述べた。

セクハラ被害を訴える女性はパチャウリ氏にたびたび体を触られたほか、交際を求めるメールなどを何度も送られたという。パチャウリ氏は疑惑を否定している。

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