2018年7月23日(月)

金正男氏遺体から猛毒VX検出 マレーシア警察発表

2017/2/24 10:11
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 【クアラルンプール=吉田渉】マレーシア警察は24日、13日に殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の遺体から猛毒VXが検出されたと発表した。政府の関連当局が遺体の目の粘膜と顔に付着した成分を分析して検出した。VXは神経に作用する猛毒で、化学兵器禁止条約で使用が禁止されている。

 正男氏は13日午前にクアラルンプール国際空港で2人組の女に襲われた。正男氏は実行犯の女の手で顔を覆われ、その後に体調の不良を申し出て病院に搬送される途中で死亡した。

 これまで同国警察は死因については「確認中」としていたが、遺体からVXが検出されたことで、毒殺が確実となった。VXを調達できる組織が関与した可能性が濃厚だ。今回の警察の声明では北朝鮮の関与に関しては触れていない。

 正男氏の殺害を巡っては実行犯役の2人の女に加えて北朝鮮籍の男1人が逮捕されている。殺害を主導したとみられる北朝鮮籍の男4人も指名手配され、すでに平壌に逃亡したもようだ。在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官らの関与も浮上しており、北朝鮮の「国家犯罪」の疑いが強まっている。

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