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パナソニック、「IoT」特許を無償公開

【シリコンバレー=兼松雄一郎】パナソニックは23日、インターネット接続機能で利便性を高めたスマート製品「IoT」分野の特許約50件を無償公開すると発表した。特許公開でIoT市場の活性化につなげ、自社の端末やサービスの販売拡大につなげる狙い。

無償で公開する期間には制限を付けない。端末とクラウドサービスをつなぐソフト関連の特許で、住宅の監視、エネルギー管理、健康管理などの用途で使われる可能性が高い。自動車分野にも応用できるという。同社はネット接続可能な家電、センサー、蓄電池、太陽光パネルなどで需要拡大を期待している。

パナソニックはIoTの通信規格で、ソニー、シャープ、韓国LG電子なども加入する米クアルコム主導のグループに参加している。同グループ向けにプログラムのコードの公開も増やす。技術の共有化で製品・サービスの質を高め標準規格を握る狙い。

IT(情報技術)業界では特許の一部を公開し、他社の技術との融合を進めることで、製品・サービスの発展を促し、結果的に自社の製品・サービスの販売規模を拡大させる戦略が一般的になっている。

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