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北朝鮮外相「武力行使の兆候あれば先制行動」 米けん制

国連で演説 トランプ氏を呼び捨て

【ニューヨーク=高橋里奈】北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は23日午後(日本時間24日未明)、国連総会で一般討論演説し、米国などが北朝鮮に武力行使する兆候があれば「容赦ない先制行動で予防措置を取る」と警告した。金正恩(キム・ジョンウン)委員長を「ロケットマン」と呼んだトランプ米大統領の19日の演説が「最高尊厳(正恩氏)を冒涜(ぼうとく)しようとした」と非難し、米国に対する強硬姿勢を鮮明にした。

李氏は約20分の演説の冒頭、トランプ氏を呼び捨てにし「独りよがりの誇大妄想の気が狂った人」とこき下ろした。同氏が正恩氏を糾弾したことに反発し「米国全土に我々のロケット(ミサイル)を打ち込むことがいっそう避けられなくなるという撤回できない過ちを犯した」と強調した。

さらに「もし米国とその従属国が我々の本部への"斬首"作戦や我が国への軍事行動の兆しを見せたら、無慈悲な先取行動による予防措置を取る」と述べた。先制攻撃を示唆し、北朝鮮の「完全破壊」に言及したトランプ米大統領を強くけん制した。

北朝鮮を「責任ある核兵器保有国」と自称し、核保有国として認めるよう米国に求めたほか、米国が国連加盟国に対北朝鮮制裁の履行を訴えていることを批判した。21日に言及した「太平洋上で水爆実験」には演説では触れなかった。

李氏は23日、グテレス国連事務総長と会談した。グテレス氏は緊迫する朝鮮半島情勢に懸念を示し、政治的解決の必要性を強調。李氏に安保理決議を十分に履行するよう求めた。人道支援の必要性にも触れた。

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