テスラ、EVで航続距離500キロ超 普及目安上回る

2016/8/24 10:14
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズは23日、航続距離がEVとして初めて500キロメートルを超えるセダン「モデルS」の新モデルを発売すると発表した。価格は13万4500ドル(約1350万円)から。独アウディなど欧州勢も航続距離約500キロメートルのEVの投入方針を表明しているが、実用化でテスラが先行する。

蓄電容量を100キロワット時とした新モデルの航続距離は、従来の最高値より7%伸びて315マイル(米環境保護局基準、約505キロメートル)となった。一度完全に充電すれば、東京・大阪間を追加充電なしで走れる計算だ。

米国では航続距離「300マイル(約480キロメートル)超え」がEV普及の一つの目安とされてきた。多目的スポーツ車(SUV)「モデルX」にも、航続距離を289マイル(約460キロメートル)まで伸ばしたモデルを加える。

電池の大きさは変えずに、現行の蓄電池の素材の構成と配置で理論上の限界に近い性能を引き出したという。来年にも生産に入る予定の小型量産セダン「モデル3」向け蓄電池では、素材や構成を変えて性能を高める。

モデルSの場合、時速96キロメートルまでの加速時間は2.5秒と、現行の最速モデルより0.3秒縮めた。電話会見でイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「生産中の車として加速は世界最速だ。EVこそが未来だ」と自信を見せた。

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