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正男氏息子、近くマレーシア入りか 地元紙報道

【クアラルンプール=吉田渉】マレーシアのラシド警察副長官は23日、殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の親族が、遺体の身元確認のため25日までにマレーシア入りすると明らかにした。「(正男氏の)子供か親族が来る」と述べ、息子ハンソル氏(21)が来訪する可能性を示唆した。地元紙ニュー・ストレイツ・タイムズが報道した。

キム・ハンソル氏とされる男性=共同

マレーシア政府は「13日に殺害されたのは正男氏」との見解を示している。北朝鮮は「死亡したのは外交旅券を持つキム・チョル」との主張を崩さず、遺体を北朝鮮に引き渡すよう求めている。マレーシアは親族のDNAと突き合わせて身元を最終確認し、北朝鮮の主張を崩す構えだ。

正男氏殺害の捜査を巡っては、警察が事情聴取を求めている在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)が、殺害に深く関与した疑惑が浮上。現地メディアは殺害当日の空港監視カメラに書記官が映っていると報道した。

正男氏殺害を巡っては実行犯の2人の女が逮捕され、殺害計画を主導した北朝鮮籍の4人の男が指名手配された。シンガポール国営テレビ局、チャンネル・ニュース・アジアは「国外へ逃れた4容疑者をヒョン書記官が空港で見送った」と伝えた。北朝鮮による「国家犯罪」の疑いが一段と強まっている。

ヒョン書記官はクアラルンプールの在マレーシア北朝鮮大使館に潜んでいるとの情報がある。マレーシア警察は書記官の聴取を大使館に要求している。外交官は駐在国で身柄拘束などを免除される「外交特権」があり、マレーシアは北朝鮮の同意なしに逮捕できない。

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