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WHO事務局長に初のアフリカ人 エチオピア元保健相

【ジュネーブ=原克彦】世界保健機関(WHO)は23日、ジュネーブで開催中の総会で事務局長選挙を行い、エチオピア元保健相のテドロス・アダノム氏(52)を選出した。アフリカ人のWHO事務局長は初めて。7月1日付で就任する。任期は5年。国境をまたぐ人の往来が活発になり感染症が世界に広がりやすくなるなか、世界の公衆衛生の改善に向けて陣頭指揮をとる。

テドロス氏はエチオピアで外相も務めた経験がある。保健相として保健所や医療従事者を増やした実績などが評価された。香港出身のマーガレット・チャン現事務局長は前任の死去に伴い2007年1月に就任。新型インフルエンザやエボラ出血熱、ジカ熱の感染拡大といった問題に対処したが、対応の遅れを批判する声もある。

これまでWHOは執行理事会で事務局長を決めてきたが、決定プロセスが不透明との批判を受けて今回は初めて選挙を実施した。過去に事務局長を輩出していないことから票数で有利なアフリカ連合(AU)が結束してテドロス氏を支持。多くの先進国も賛同した。

テドロス氏は決選投票で133票を獲得し、エボラ出血熱への対応で国連事務総長特使を務めた英国のデビッド・ナバロ氏の50票に大差をつけた。ナバロ氏は英国の欧州連合(EU)離脱でEU加盟国の支持を失ったとの見方もある。

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