EU離脱なら景気後退 英政府が試算
経済規模3.6%縮小 若年層は残留支持多く
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【ロンドン=小滝麻理子】英国の欧州連合(EU)からの離脱問題で同国政府は23日、離脱が決まれば直ちに景気後退に陥るとの分析を発表した。離脱の是非を問う6月23日の国民投票が1カ月後に迫り、キャメロン首相ら経済損失を訴える残留派がやや優勢だが、離脱派との差は小さい。投票の行方を左右するのは残留支持が多い若年層の動向。投票率が上がらなければ「EU嫌い」が多い中高齢層の意思がより反映され、離脱のリスク...