スペインテロ容疑者「複数の爆破計画」

2017/8/23 21:20
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【バルセロナ=共同】スペイン連続テロで、首都マドリードの予審判事は22日、警察が拘束した4容疑者の取り調べを開始し、1人が「複数の象徴的な施設を狙い、爆破テロを計画していた」と供述した。建築家ガウディの代表作で世界遺産のサグラダ・ファミリア(聖家族)教会などが標的だったとみられる。地元メディアが伝えた。

予審判事は4容疑者のうち2人をテロ関連の殺人などの容疑で勾留、1人は関与が薄いとして当局の監視付きで拘束を解くと決定した。もう1人は処分を保留したまま、引き続き聴取する。

「爆破テロ」を供述したのは、バルセロナの南西約150キロのアルカナーの民家でテロ前の16日夜に起きた爆発で負傷したスペイン国籍のシェムラル容疑者(21)。また同容疑者ら2人が、連続テロを指揮したのはイスラム教の元イマーム(指導者)でこの爆発により死亡したサティ容疑者だったと供述した。

また裁判所によると、隠れ家兼爆弾製造所として使われたアルカナーの民家から、過激派組織「イスラム国」(IS)に言及した文書が見つかった。サティ容疑者の名前が書かれた本の中にあった1枚の紙で「スペインのIS戦闘員から十字軍の兵士たちに対する短い手紙」などとアラビア語で書かれていた。

犯行グループはバルセロナ中心部で17日夕、南西約120キロのリゾート地カンブリスで18日未明、それぞれ車の暴走テロなどを起こし、計15人を殺害、100人以上を負傷させた。グループの8人が死亡し、4人が拘束された。

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