リーダー欠く世界に警鐘 ダボス会議が閉幕
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金融市場の混乱から急増する難民まで問題が山積みなのに、まとめ役のリーダーがいない――。23日閉幕した世界経済フォーラムのダボス会議では、そんな世界の現状に警鐘を鳴らす声が相次いだ。課題解決が遅れれば、人々のいらだちを高め、経済と政治がともに不安定になるとの懸念も示された。
リーダー不在を象徴したのが会議の常連だったメルケル独首相の欠席。難民受け入れに積極的な首相の姿勢に国内から反発が強まったことが...
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