2019年1月16日(水)

イエメン暫定大統領が辞意 混乱に拍車

2015/1/23付
保存
共有
印刷
その他

【ドバイ=久門武史】イエメンからの報道によると、ハディ暫定大統領は22日夜、辞意を表明した。イスラム教シーア派系ザイド派の民兵による大統領宮殿の制圧などを受け、政権運営が「完全に行き詰まった」と議長宛ての辞表で述べた。政府高官は、議会はハディ氏の辞職を認めていないとしている。

ハディ氏が辞任すれば、2012年に当時のサレハ大統領が退陣してから進めてきた連邦制移行による新体制づくりは頓挫しかねない。国内情勢が一段と混乱に拍車がかかる恐れがある。ハディ氏の辞意表明に先立ち、バハーハ首相も内閣総辞職の意向を示した。

ロイター通信によると、ザイド派の指導者アブドルマリク・フーシ氏はザイド派や軍、各政治勢力による協議会をつくり、暫定的に国を統治するよう提案した。ザイド派民兵は19日から国営メディアや大統領宮殿を相次いで制圧。21日にハディ氏がザイド派の要求を受け入れる意向を示したが、主な政府施設を支配下に置き続けている。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報