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トランプ氏、政権幹部に疑惑否定を要請か 米報道

【ワシントン=平野麻理子】トランプ米大統領が、同政権とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」に関する米連邦捜査局(FBI)の捜査について米国家安全保障局(NSA)幹部などに疑惑を公的に否定するよう圧力をかけていたことが明らかになった。米紙ワシントン・ポストが22日、政府高官の話として報じた。トランプ氏は9日、捜査を進めていたFBIのコミー長官を電撃解任した。

NSAのロジャーズ局長とコーツ国家情報長官の2人が別々にトランプ氏から「ロシアと共謀した証拠はないと公に否定してほしい」との要請を受けた。2人は「不適切だ」として、トランプ氏の要求に従わなかった。

トランプ氏の要請は、FBIのコミー長官(当時)が3月20日に議会の公聴会で「トランプ陣営関係者とロシア政府のつながりも捜査している」と発言したことを受けたものとみられる。

ロジャーズ局長とトランプ氏のやりとりはNSA内部のメモに残っているが、コーツ長官との会話記録が残っているかは不明だという。ワシントン・ポストは政府高官の話として、「メモは今後の特別検察官や議会の捜査に提供されるだろう」と伝えている。

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