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コロンビア、停戦で合意 政府と左翼ゲリラFARC

【サンパウロ=宮本英威】南米コロンビア政府と左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)は22日、停戦で合意し、共同で声明を発表した。両者は半世紀あまりにわたり激しい内戦を繰り広げたが、武力対立の終結に向けて大きく前進する。

声明文では「政府とFARCは戦いと敵対の停止に合意した」とした。FARCの幹部は短文投稿サイトに「恐ろしい夜は終わり、平和と希望への道が開ける。23日に発表する」と書き込んだ。

コロンビアのサントス大統領とFARCのロンドニョ(通称ティモチェンコ)最高司令官が23日にキューバで協定書に調印する見通し。国連の潘基文事務総長、キューバのカストロ国家評議会議長、チリのバチェレ大統領、ベネズエラのマドゥロ大統領らが同席すると報じられている。

FARCは社会主義政権の樹立を掲げ、1964年に創設された。80年代から麻薬組織と連携して拡大。戦闘員は2000年ごろに約2万人に上り、誘拐などの犯罪を繰り広げた。近年は掃討作戦を進める政府の攻撃を受け、戦闘員が減少。12年10月に政府と本格的な和平交渉を始めた。

これまでの和平交渉で両者は、農地改革や違法作物の栽培根絶などで合意していた。武装解除の具体的な方法や紛争中の重大犯罪の扱いが課題として残っていた。

ローマ法王フランシスコは15年9月にキューバを訪問した際、和平交渉の進展に期待を示していた。

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