2018年11月14日(水)

ドイツポスト、20年までに1万人雇用 小口貨物部門で

2015/1/23 8:59
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【フランクフルト=加藤貴行】欧州物流・郵便大手のドイツポストは22日、ドイツ国内の小口貨物部門で2020年までに1万人を雇用すると発表した。新たな子会社を通じ現状のドイツポストより低い給与水準で雇用し、段階的に業務を新会社に移す。ネット通販の普及で小口貨物の需要が増えるなか割高な給与を見直し、米UPSなど同業の攻勢に対抗する。

ドイツポストは子会社のDHLデリバリーを設立し、まずベルリン、ハンブルク、フランクフルトなど8都市で業務を始める。新会社の明確な水準を示していないが、各地の貨物混載や物流業界の水準にあわせ、今年から国内で義務付けられた時給8.5ユーロ(約1150円)の最低賃金は上回るという。25年には最大2万人まで雇用を増やす計画だ。

ドイツポストは「競合他社との賃金コストの差を考慮すれば、今の賃金体系は保てない」と主張。同社は現在、国内で20万人の従業員を抱える。従業員の今の給与に影響は与えないものの、小口貨物部門で契約期間が切れた場合は優先的に新会社で雇用し、全体の賃金を抑える。

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