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中国が「国歌法」制定へ 愛国教育を徹底

【北京=高橋哲史】中国の全国人民代表大会(国会に相当)の常務委員会は22日、国歌である「義勇軍行進曲」の権威をおとしめるような替え歌などを禁じる法案の審議を始めた。秋の共産党大会を控え、愛国教育を徹底するねらいがあるとみられる。

1930年代にできた義勇軍行進曲は革命をたたえる内容で「立て、奴隷になることを望まぬ人びとよ」といった歌詞で有名だ。中国メディアによると、法案は公共の場で悪意に満ちた替え歌を歌ったり、歌のイメージを傷つけるような演奏方式を取ったりした場合に15日以内の拘留処分を科す。

この時期に法案の審議を始めたのは、7月1日に中国への返還20年を迎える香港を意識した面もあるとみられる。香港では国歌斉唱の際に若者が替え歌を歌ったり、「嘘だ」と叫んだりして問題になったことがある。

中国の国内法は香港でそのまま適用されないが、法案の審議を通じて香港の若者にも国歌を尊重するよう圧力をかける思惑が透ける。

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