米マクドナルド株が反発 「日本」の株式売却巡り買い

2015/12/22 12:46
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【ニューヨーク=山下晃】21日の米国株式市場で、米マクドナルドへの買いが優勢になった。株価は3営業日ぶりに反発し、前週末比1ドル03セント(0.9%)高い117ドル69セントとこの日の高値圏で終えた。日本マクドナルドホールディングスの株式売却に動いていることが明らかになり、成長市場へ経営資源を集中するとの思惑などから買いが入った。

米マクドナルドは米国や日本の事業不振が業績の足かせとなっていた。ただ2015年7~9月期決算では朝食メニューの充実が寄与し、米国の既存店売上高が2年ぶりに増加に転換、全体の純利益も2割拡大した。業績の持ち直しを受けて、株価は先週に過去1年(52週)の高値を更新していた。

不振が目立つ日本マクドナルドの影響が株式売却で薄れれば、業績が一段と上向くとの思惑が広がった。7~9月期には中国など同社が「高成長市場」と分類する部門で既存店売上高が8.9%増と高い伸びを記録している。事業の軸足がこうした分野へシフトすることへの期待も、買いを誘ったもようだ。

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