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米で大規模サイバー攻撃 ツイッターやアマゾン被害

ネット基盤サービス狙う

【シリコンバレー=兼松雄一郎】ツイッター、アマゾン・ドット・コムなど多くのネットサービスで21日、数時間にわたり米国で局所的に各社のサイトに接続できずサービスが使えない状態に陥った。インターネットの基盤サービスを提供する企業を狙った大規模なサイバー攻撃があった。規模の大きさから組織的な攻撃とみられ、米連邦捜査局(FBI)などが動いているが、攻撃主体はまだ分かっていない。

攻撃を受けたネットインフラ支援の米ダイナミック・ネットワーク・サービシズ(Dyn)は「DDoS攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃が断続的に続いていると指摘している。被害は当初、東海岸が中心だったが西海岸にも広がった。Dynのシステムを使っているツイッターでは、米国のほか日本でも接続できない障害が発生した。

今回の攻撃は今のところDynに集中しているようで、同社の顧客とみられる多くの主要企業のサイトで影響が出ている。ツイッターやアマゾンだけでなく、ソニー、米民泊大手エアビーアンドビー、米決済大手ペイパル、ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルなど米メディア大手、米動画配信大手ネットフリックスなどでもサービスに支障が出ている。

DDoS攻撃は多数のコンピューターから大量の情報を送りつけることで、システムに処理しきれない負荷をかけて機能をマヒさせる。サイバー攻撃の常とう手段の一つだが、今回は特定組織のサイトではなく、インターネット上で通信先をみつけるための基盤である「DNSサーバー」が攻撃された。

一般的なDDoS攻撃への対策は進んできているが、今回は想定以上の数のコンピューターから一斉に攻撃を受けたため防ぎきれなかった可能性が高い。

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