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FBI、スマホのロック解除に1億円超 加州のテロ事件で

【ヒューストン=兼松雄一郎】米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官は21日、昨年末に起きたテロ事件容疑者のスマートフォン(スマホ)「iPhone」のロック解除に100万ドル(約1億1千万円)以上を使ったと明らかにした。「重要な事例で払う価値があった」とし多額の支払いを正当化した。

英ロンドンで開かれたセキュリティー関連イベントで明らかにした。コミー氏はIT(情報技術)企業の暗号化強化に対し「捜査コストの増大につながる」として強い懸念を示した。

米カリフォルニア州で起きたテロ事件の捜査でFBIは一部情報を容疑者のiPhoneから取り出せず、米アップルにロックを解除するソフトの開発を命じた。アップルは顧客のプライバシー保護やセキュリティー上の懸念を理由に拒否した。

同州の連邦地裁で両者の審問が開かれる直前に、FBIが外部企業の助けを借りてロック解除に成功した。FBIはこの時に使った技術や企業を公表していない。

FBIが捜査で押収したスマホのうち、ロック解除できないものは1割以上ある。IT企業の暗号化強化で比率は高まる傾向だ。FBIは裁判を通じ、アップルに引き続きロック解除への協力を強く求めていく構え。

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