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ノキア、アップルを特許侵害で提訴 スマホなどの関連技術

【ロンドン=黄田和宏】フィンランド通信機器大手のノキアは21日、米アップルがノキアの持つ多くの特許を侵害したとして、ドイツおよび米国でアップルを提訴したと発表した。ノキアはアップルが開発するスマートフォン(スマホ)などの多くの製品でノキアの特許技術が用いられていると主張。これまでの数年の交渉にもかかわらず、アップルから十分な対価を得られていないとして訴訟に踏み切った。

ノキアは2011年、アップルに複数の特許をライセンス供与することで合意。その後、ノキアはその他の特許についてもライセンス提供を申し出たが、アップルはこれを拒否してきた。ノキアはディスプレーやソフトウエアなどの32の特許が侵害されたとみている。ドイツおよび米国以外でも、訴訟を起こす準備を進めているという。

ノキアは13年、独シーメンスとの合弁事業を完全子会社化。16年には仏アルカテル・ルーセントの買収を完了し、スマホやタブレット端末、パソコンなどで用いる重要な特許を多く抱えている。ノキアは過去20年間に1150億ユーロ(約14兆円)を研究開発に費やしており、最近は知的財産の有効活用を収益源として重視している。

携帯を巡る特許紛争で、ノキアは今年2月に韓国のサムスン電子と和解した。ノキアは3年間で13億ユーロの特許使用料を受け取ることで決着した。同7月にはサムスンと特許の相互ライセンスを拡大することで合意している。一方、アップルは昨年12月、スウェーデン通信機器大手エリクソンと争ってきた特許使用料の支払いを巡る訴訟で和解している。

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