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サウジ・ムハンマド新皇太子、脱石油へ改革主導

目尻を下げた笑顔には世界最大の石油輸出国サウジアラビアの国家改造の重責を担うとは思えないあどけなさが残る。副皇太子への起用から2年で年長のいとこを押しのけ皇太子に昇格した。

サウジはムハンマド副皇太子の主導で経済改革を進めている(昨年9月の来日時、首相官邸)

「2020年までには、原油がなくなったとしても生き残れるようになる」。国営石油会社の株式上場などを柱とする包括的な経済改革構想「ビジョン2030」の策定を主導。米日欧などを精力的に飛び回り、指導者や経営者との対話を重ねてきた。

急速な人口増と原油安に伴い、国が国民生活を丸抱えできなくなるとの危機感を抱える。5月には先端産業の育成などを狙いソフトバンクグループと10兆円規模の投資ファンドを立ち上げた。

国内の名門大を卒業後、政府機関や地方政府で働いた際に直面した官僚主義への怒りが急進的な改革姿勢に反映されているとの見方もある。

家族は妻と2男2女とされる。サウジは一夫多妻制が認められているが、多忙を理由に「別の家庭を設ける余裕はない」と語る。「ワンピース」など日本のアニメ好きの顔も併せ持つ。

(ドバイ=佐野彰洋)

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