ワルシャワで5万人デモ 司法介入に反対、最大規模

2017/7/21 19:10
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【ベルリン=共同】ポーランドの政権与党「法と正義」が司法介入の道を開く一連の法案成立を目指していることを受け、司法の独立が脅かされると訴える市民らが20日、首都ワルシャワなどでデモ行進した。地元当局によると、ワルシャワの参加者は約5万人で、1989年に共産主義政権が終わって民主化した後、最大規模のデモとなった。

市民や野党関係者は大統領府前をポーランドや欧州連合(EU)の旗を掲げながら集まり「法と正義」のカチンスキ党首を批判するスローガンを連呼。「法と正義」出身のドゥダ大統領に、一連の法案への署名を拒否するよう求めた。野党政治家は「カチンスキ氏は大勢の群衆を恐れている」とデモの手応えを強調した。

デモに参加したエコノミストのボグスワワ・ウォジンスカさん(59)は「『法と正義』はあきらめず突き進むだろう。大規模な抗議行動がわれわれの唯一の道だ」として、より多くの市民が参加すべきだと訴えた。

EU欧州委員会は19日、ポーランドに対する制裁手続きに入るとの声明を発表しており、デモの拡大を受けてさらに圧力を強める可能性がある。

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