米駆逐艦とタンカー衝突、10人不明 マラッカ海峡近く

2017/8/21 11:55 (2017/8/21 13:21更新)
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【ワシントン=永沢毅】米イージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が日本時間21日午前6時24分ごろ、シンガポール沖のマラッカ海峡近くでタンカーと衝突した。米海軍によると同艦の乗組員約330人のうち10人が行方不明で、5人がけがをした。米海兵隊などが捜索活動にあたっている。

米駆逐艦のジョン・S・マケイン=ロイター

イージス駆逐艦は船尾左舷を損傷した。ただ自力航行は可能という。横須賀基地(神奈川県)を拠点とする第7艦隊に所属し、シンガポールに向かっていた。同艦隊所属の艦船を巡っては、6月に静岡県・伊豆半島沖でイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とコンテナ船との衝突事故が起きたばかり。同衝突では米兵7人が死亡し、艦長らが解任処分を受けた。

ジョン・S・マケインはフィッツジェラルドと同型艦。CNNによると今月上旬、「航行の自由」作戦に参加し、南シナ海を航行した。トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に、衝突について「とても残念なことだ」と語った。

船舶関連サイト「マリーン・トラフィック」によると、商船はリベリア船籍の石油タンカーで、けが人の有無や損傷状態は明らかになっていない。7月3日に韓国の港を出港し、8月21日にシンガポールに寄港する予定だった。シンガポール当局の発表によると、衝突が起きた海域では石油漏れは見られないという。シンガポールとマレーシア両国軍も救助活動に軍艦などを派遣した。

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