パリで警官銃撃3人死傷 テロか、容疑者を射殺
「イスラム国」が犯行声明

2017/4/21 9:10
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 【パリ=白石透冴】20日午後9時(日本時間21日午前4時)ごろ、パリ中心のシャンゼリゼ通りで男が警官隊に発砲し、警官1人が死亡、2人が重傷を負った。巻き込まれた通行人1人も軽傷。容疑者とみられる男はただちに他の警官に射殺された。過激派組織「イスラム国」(IS)は、事件直後に事実上の犯行声明を出した。

銃撃事件があった凱旋門近くのシャンゼリゼ通りを封鎖し警戒する警察官(21日、パリ)=浅原敬一郎撮影

 これまでに日本人が巻き込まれたという情報はない。仏AFP通信によると、男の名前はアブ・ユセフでベルギー国籍。警察当局は事件前から男の行動を監視していたという。IS系列ニュースサイト「アマク通信」は「ISの戦士が実行した」と報じた。フランスでは23日に大統領選第1回投票を控えており、影響がありそうだ。

 オランド大統領は事件後に声明を読み上げ、「テロだと考えている。大統領選挙では最大限の警戒をしなくてはいけない」と発言した。

 事件を受け大統領候補、極右国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首と共和党(中道右派)のフランソワ・フィヨン元首相は21日に予定していた選挙運動を取りやめると明らかにした。

 仏内務省によると、男は車で乗り付け、警察車両に乗っていた警官にいきなり発砲した。犯行後、走り去ろうとしたところを射殺されたという。現場はパトカーで封鎖され、一時騒然となった。警察当局は共犯者がいないか捜査を進めている。

 18日にもパリ検察が別のテロを計画した疑いで南仏マルセイユで男2人を逮捕している。大統領選では移民・難民問題に関連した国内のテロ治安対策などが大きな争点になっていただけに、大統領選では治安対策に力を入れる候補に関心が高まる可能性が出ている。

 シャンゼリゼ通りはカフェやブティック、映画館が並ぶパリで最も有名な観光地の一つ。日本人観光客も多く訪れる。

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