2019年6月20日(木)

メルケル首相「民主主義が基本理念」 議会選に出馬表明

2016/11/21 9:16
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【ベルリン=赤川省吾】ドイツのメルケル首相は20日夜、記者会見し、来秋に実施する連邦議会(下院)選挙に首相候補として出馬する意向を表明した。民主主義やマイノリティー(少数派)の尊重などを基本理念として選挙戦に臨むという。いまのところ保守系与党は第1党の勢いだが、メルケル氏には以前ほどの人気はなく、「厳しい選挙になる」と語った。

メルケル氏は自らが率いるキリスト教民主同盟(CDU)の執行部に出馬の意向を伝えた。12月上旬に開かれる年次党大会で承認を得た上で議会選の準備に入る。

会見では民主主義が欧州の伝統的な価値観だとの発言を繰り返し、世界中で広がる大衆迎合主義(ポピュリズム)に危機感を示した。「(選挙戦では)憎しみや排斥ではなく、民主主義で臨む」とメルケル氏は語った。

2005年に首相に就いたメルケル氏が再選されれば、在任期間は総計で4期16年となる。調査会社ワーレンによると保守系与党の直近の支持率は34%と首位だが、過半数には遠く及ばない。次期政権樹立にあたっては、どの政党と連立を組むのかが焦点となる。

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