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メルケル首相、独トラック突入「おそらくテロ」

【ベルリン=赤川省吾】ドイツの首都ベルリンで19日夜、大型トラックがクリスマス市に突っ込み12人が死亡、多数が負傷した事件で、メルケル独首相は20日、「おそらくテロだろう」と記者団に語り、治安対策に乗り出す考えを示した。フランスやベルギー、ドイツで相次ぐテロ事件で欧州社会に不安が広がった。

テロの現場となったのは観光地として有名なベルリンの繁華街。大型トラックがかなりのスピードで突っ込み、50~80メートルにわたって暴走した。クリスマスの飾りなどを売る屋台をなぎ倒し、多くの犠牲者が出た。

容疑者は拘束されたものの、背後関係はまだわかっていない。メルケル首相は20日午前、オバマ米大統領と電話協議し、捜査などでの協力を確認したようだ。

クリスマスはドイツにとって大切な伝統行事。クリスマス市の営業停止には踏み切らず、独政府は警備強化で乗り切る構えだ。独メディアによると東部ドレスデンでは車両の突入を防ぐためのコンクリートブロックが設置された。

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