2019年1月17日(木)

京東集団、野菜生産に参入 三菱ケミカルが工場納入

2017/6/20 21:11
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【北京=多部田俊輔】中国インターネット通販大手の京東集団と三菱ケミカルホールディングスは20日、植物工場分野で業務提携した。京東集団が野菜生産に参入し、三菱ケミカルが植物工場を納入して栽培技術を供与する。京東集団はこれまでも野菜のネット販売を手掛けており、新鮮さや安全・安心を求める声が多いため、北京市や上海市、広州市などで自社の植物工場を建設して生鮮事業を拡大する。

京東集団は北京市東南部の通州に約1万平方メートルの植物工場を建設し、2018年春までに稼働する。投資額は約8億円。三菱ケミカルは水耕栽培システムを納入するとともに品種の選定から、種まき、収穫、包装までの技術を指導する。衛生管理や生産した野菜の履歴管理も含む。

レタスや小松菜などを年300トン生産する。京東集団は自ら野菜栽培を手掛けて自社の流通網で販売することで、新鮮さと安全・安心をアピールする。三菱ケミカルが納入した植物工場で生産した野菜を上海で試験販売して好評だったため、京東集団自らが参入することを決めた。

三菱ケミカルの植物工場事業の売上高は年間15億円。14年に中国に合弁会社を設立して中国市場に参入した。中国各地で植物工場の運営をめざす京東集団との提携をテコに、同事業の売上高を20年に50億円とすることをめざす。

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