2019年1月23日(水)

中国・モンゴル、通貨スワップ協定延長を確認 外相会談で

2017/2/20 18:54
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【北京=山田周平】中国の王毅外相とモンゴルのムンフオリギル外相は20日、北京で会談し、両国が今年8月に期限が切れる通貨スワップ協定を延長することを確認した。国際通貨基金(IMF)は19日に経済危機に陥っているモンゴルへの総額55億ドル(約6200億円)の国際支援を発表。その中に中国が協定延長に応じることを盛り込んでいた。

王氏は記者会見で「モンゴルが困難を克服するため、協定を延長したい」と語った。両国は2014年8月、150億元(約2500億円)の通貨スワップ協定を締結しており、これを延長する。モンゴルは最大の貿易相手である中国との決済に人民元を使えるため、外貨準備を温存できる。

ムンフオリギル氏は「中国の決定に感謝する」と応じた。IMFは延長の期間を「少なくとも3年」と発表しているが、会見では期間への言及はなかった。

王氏は中国が5月に北京で開く現代版シルクロード構想「一帯一路」に関する国際会議にモンゴル首脳が出席するよう要請。モンゴルから銅・石炭など鉱物や農産物を積極的に輸入し、支援する意向も示した。

両国関係は16年11月、モンゴルがチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の訪問を受け入れたことで悪化していた。王氏は「モンゴルが中国の核心的利益を尊重することを再確認できたので、関係を再出発させる」と述べた。

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