台湾野党の国民党、呉主席が就任 蔡政権の対中政策を批判

2017/8/20 18:14
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【台北=伊原健作】台湾の最大野党・国民党は20日に台中市で全国代表大会(党大会)を開き、5月の党主席選挙で当選した呉敦義・前副総統(69)が正式に主席に就任した。呉氏は就任演説で民主進歩党(民進党)の蔡英文政権の対中政策について「行き詰まりに陥り、対話も交流もない」「対抗の道に向かっている」などと批判を展開。国民党の馬英九・前政権と同様の対中対話路線への回帰を掲げ、2018年末の統一地方選で巻き返す方針を強調した。

国民党は2016年1月の総統・立法委員(国会議員)選で大敗し、8年ぶりに下野した。蔡政権は内政の混乱で支持率が低迷しており、呉氏は追い風のなかでの就任となる。中台統一志向が強かった洪秀柱・前主席時代に比べ台湾の自主性を重んじる路線に修正し、「親中」批判をかわしたい考え。ただいったん人々に否定された馬・前政権の路線で支持を回復できるかは未知数だ。

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