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中国・小米、百度傘下の愛奇芸に出資 スマホ動画共同開発

【北京=山田周平】中国のスマートフォン(スマホ)最大手、北京小米科技(シャオミ)は19日、同国インターネット検索最大手である百度(バイドゥ)傘下の動画サイト大手、愛奇芸(北京市)と資本・業務提携をすると発表した。18億元(約340億円)出資し、スマホ用の動画コンテンツ(情報の内容)を共同開発する。成長が続くスマホでのコンテンツ配信を巡り、スマホと検索の中国首位が手を組む。

小米は系列の投資ファンドと共同で愛奇芸に出資する。出資比率は公表していないが、2010年4月設立の小米としては過去最大の投資案件という。

小米の雷軍・董事長兼最高経営責任者(CEO)は「動画が未来のネット生活の中で重要な地位を占めることを重んじており、愛奇芸の前途を楽観している」とのコメントを発表した。

中国のスマホ市場で7~9月期にシェア首位だった小米はスマホ自体ではなく、スマホを経由したコンテンツやアプリの配信を収益源とする方針を掲げる。12日には中国の動画サイト最大手、優酷土豆(北京市)に対する約11億円規模の出資を発表したばかりだ。

愛奇芸は非上場なので売上高を公表していないが、優酷土豆に近い規模とみられる。小米は動画サイト大手と相次ぎ組むことで、主な顧客である20~30歳代の若者がスマホでコンテンツを楽しみやすい環境を築く。

一方、百度は小米と同時に愛奇芸に追加出資する。百度は12年11月から愛奇芸に90%超を出資しており、追加出資で経営権を維持する。出資額は明らかにしていない。

百度の李彦宏CEOは19日、「ネット産業の質の良いエコシステム(生態系)づくりにオープンな姿勢で臨んでおり、小米の参加を歓迎する」と表明した。百度は中国のネット検索市場でシェア8割を占めるガリバーだが、パソコン検索に依存した収益体質からの脱却が課題となっている。

13年以降は資金力にものをいわせ、ゲーム配信などスマホ用アプリ・コンテンツの中堅企業を相次ぎ買収していた。今回はスマホ最大手に育った小米からの資金を受け入れ、協力関係を築くことにした。

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