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独VW、米で大気浄化法違反の疑い 48万台対象

リコール避けられず

【ニューヨーク=杉本貴司】米環境保護局(EPA)は18日、独フォルクスワーゲン(VW)と傘下の独アウディの自動車で大気浄化法違反の疑いが見つかったと発表した。対象となるのは2008年以降に米国で販売されたディーゼル車5車種、計48万2千台。VWなどはリコール(回収・無償修理)に追い込まれる見通しだ。

EPAによるとVWなどは排ガスに関する試験をクリアするために、違法なソフトウエアを使っていた。窒素酸化物(NOx)の排出量が基準値と比べ40倍に達する可能性があるという。

米メディアによると大気浄化法違反で1台あたり最大3万7500ドルの制裁金が科される可能性がある。単純計算で最大で180億ドル(2兆1600億円)となる。

VWは同日、「事態を重く受け止め調査に協力する」との声明を発表。対象車は「なるべく早く改修する」とした。

米新車市場は好調だが、VWは1~8月期の販売台数が2.8%減と低迷している。韓国・現代自動車も12年末に発覚した燃費水増し問題を機に米販売が失速した経緯がある。年間世界販売台数でトヨタ自動車と世界首位の座を争うVWにとっては新たな経営課題となる可能性もある。

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