メキシコ大統領支持率12%に低下 地元紙調査

2017/1/19 18:52
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコのペニャニエト大統領の人気低下に歯止めがかからない。地元有力紙レフォルマが18日付で発表した世論調査によると、支持率は12%と同紙の調査による自身の最低支持率を更新した。景気減速や汚職・犯罪問題に有効な手立てを打てず、年明けのガソリンの値上げも重なり、支持をさらに失った。

昨年12月時点の前回調査で支持率は24%だったが、一段と落ち込んだ。「支持しない」も前回の73%から一気に86%に上昇。同紙は「他国と比べても歴史的な低さ」と指摘している。関連してメキシコの最も大きな問題を聞いたところ、経済が41%でトップ。前回は16%で、トランプ氏の米大統領就任を前に経済への不安が高まっている。

一方、地元紙ウニベルサルがトランプ氏の就任後に、誰がより良い関係づくりができるか聞いたところ、携帯電話のアメリカ・モビルをはじめとした企業グループ「カルソ」の創業者である富豪カルロス・スリム氏が20%と、ビデガライ外相(13%)ら現役閣僚や野党党首などを抑え首位となった。

スリム氏は昨年12月にトランプ氏と会食したことが明らかになっている。メキシコの著名人で唯一、当選後のトランプ氏に面会した実績に期待感が高まっている。地元の交流サイト(SNS)では次期メキシコ大統領候補に推す声も出ている。

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