2019年3月26日(火)

米石油リグ19基増、16カ月ぶり高水準

2016/11/19 10:01
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【ニューヨーク=稲井創一】米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが18日発表した米石油掘削装置(リグ)の稼働数は471基と前週末に比べ19基増えた(前の週は2基増)。増加数は2015年7月以来、16カ月ぶりの高水準となった。シェール企業の掘削活動再開に弾みがついている。

テキサス州とニューメキシコ州に広がるパーミアン地区で11基増えた。一方、テキサス州イーグルフォード地区やノースダコタ州を中心に広がるウィルストン地区(バッケン鉱区の中核地域)のリグ数は減少するなど、鉱区によって採掘活動にばらつきも出ている。

16年7~9月期決算でパイオニア・ナチュラル・リソーシズやデボン・エナジーが最終黒字に転じるなど、シェール各社の業績が改善し、投資余力が回復しつつある。生産性も向上し、原油先物の指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物が1バレル40ドル台でも、投資を上積みして採算が合う環境が整ってきた。

石油輸出国機構(OPEC)は30日の総会で減産の正式合意を目指している。今回のリグ急増で、仮に各国に生産枠を設け原油価格を引き上げられたとしても、OPEC加盟国にとっては、米シェールの増産を促す結果になる可能性もある。

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