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イラン、シリア北東部にミサイル攻撃 「イスラム国」拠点

【ドバイ=岐部秀光】イランの革命防衛隊は18日、シリア北東部デリゾール県にある「テロリストの拠点」に、イラン西部の基地から中距離弾道ミサイルを数発撃ち込んだと発表した。イランは支援するイスラム教シーア派民兵組織の派遣を通じてシリアの内戦に介入しているが、地対地ミサイルによる直接的な攻撃が伝えられたのは初めて。中距離ミサイルの実戦使用も1988年にイラン・イラク戦争が終結して以降、初とみられる。

イランでは7日に首都テヘランで、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を主張するテロが発生し、少なくとも17人が死亡した。革命防衛隊は声明で「無実の人々の犠牲を無視することはない」と指摘し、攻撃をテロに対する報復と位置づけた。

デリゾールはシリアでISが支配拠点を築いている地域の一つ。革命防衛隊はミサイルによって「多数のテロリストを殺害し武器を破壊した」という。具体的な標的などは明らかにしていない。

7日のテロを巡ってイランは、対立する米国やサウジアラビアが背後にいると指摘し批判した。これに対しサウジはイランが世界にテロを広げていると批判している。

シリアではアサド政権をイランが後押しする一方、サウジが反体制派を支援。イランとサウジによる代理戦争の様相となっている。ISはシリアの支配地を次々と失い退勢が濃厚だが、イランのシリアへの介入拡大で、ISを掃討した後のシリア情勢は一段と複雑になる可能性がある。

シリアではISが「首都」と称する北部ラッカ郊外で18日、米主導の有志国連合がアサド政権軍の戦闘機を撃墜した。

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