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ヌスラ戦線、スペイン人記者も拘束か 「安田さん拘束」組織

【アンタキヤ(トルコ南部)=共同】シリアでジャーナリスト安田純平さん(42)を拘束したとみられる国際テロ組織アルカイダ系「ヌスラ戦線」に近い関係者は18日、ヌスラ戦線が4人のスペイン人記者も拘束していると述べた。スペイン政府は既に解放交渉を開始したという。

ヌスラ戦線は、外国人の拉致と身代金要求を重ねてきた集団。スペイン政府の交渉開始が事実なら、これを駆け引きの材料に使うなど安田さんの解放交渉に揺さぶりを掛けてくる可能性もあり、日本政府は難しい対応を迫られそうだ。

スペイン政府は約1カ月前に、交渉チームとの直接的な接触を開始したという。同国のジャーナリスト協会は昨年7月、3人がシリアで行方不明になったと発表しており、拘束された4人にはこの3人が含まれるとみられる。安田さんと一緒にいるかどうかは不明。

関係者によると、ヌスラ戦線には人質解放交渉を専門に扱うチームがあるといい、この交渉チームと各国政府がそれぞれ仲介者を用意、仲介者同士で協議を始めるのが一般的という。その後、交渉チームが直接、政府側仲介者と接触し具体的な話を進めるとされる。

2014年にヌスラ戦線がイタリア人女性2人を解放した際も、同様の交渉が行われ、身代金約1200万ドル(約13億円)が支払われたという。

ヌスラ戦線の交渉チームはアンタキヤなどトルコ南部とシリアを行き来しているようだ。

安田さんのケースでは、ヌスラ戦線側は約4カ月前に仲介者を通じ日本政府側に接触、解放交渉を要求したとされる。日本側が拒否、安田さんの無事の証明などを求めたため、ヌスラ戦線側が16日、映像公開に踏み切ったとみられる。

安田さんは昨年6月、トルコ南部ハタイ県から徒歩でシリアに入り拘束されたとみられている。

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