2019年1月18日(金)

トランプ氏、盗聴でメルケル氏と「共通体験」

2017/3/18 10:18
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【ワシントン=大塚節雄】トランプ米大統領は17日、ドイツのメルケル首相との共同記者会見で「過去の政権によるであろう盗聴なら少なくとも私たちには共通の体験がある。おそらく」と語った。オバマ前政権下で米情報機関がメルケル氏を盗聴していたとされる問題を持ち出し、前政権から盗聴被害を受けていたという根拠不明の主張を繰り返した。

トランプ氏の発言にメルケル氏は困惑の表情。両首脳は執務室での会談時に報道陣が求めた握手にも応じないなど、関係強化が一筋縄でいかないこともうかがわせた。

盗聴を巡ってはオバマ政権下の2013年、米情報機関がメルケル氏の携帯電話を対象にしていた疑惑が浮上。メルケル氏がオバマ氏に直接抗議するなど、米独関係には一時すきま風が吹いた。

トランプ氏は4日のツイッター投稿で、大統領選期間中の昨年10月にオバマ氏が自分の電話を盗聴していたと主張。根拠は示さず、オバマ氏側も即座に否定している。16日には、この問題を調査した上院情報特別委員会の委員長らが「盗聴の形跡はない」とする声明を発表した。それでもなお、トランプ氏は盗聴説にこだわりをみせている。

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