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中国、奪取した無人潜水機巡って米と協議

「不明な装置発見、安全のため調査」

【北京=山田周平】米国防総省は16日、中国海軍の艦艇が南シナ海の公海上で15日に米軍の無人潜水機を奪い取ったと発表した。中国紙の環球時報(電子版)によると、中国の軍関係者は17日、「不明な装置を発見し、航行上の安全の問題を防ぐために調査した」と潜水機を奪取したことを認めた。米中は軍のルートを通じ、潜水機を返還する協議に入った。

中国は南シナ海で2014年から人工島を造成して軍事拠点化を進め、これを認めない米国は艦艇や軍用機による監視を強めている。今回は協議で事態が落ち着く可能性があるが、この海域で米中の火種がくすぶっていることを改めて示した。

米国防総省によると、フィリピンのスービック湾から約90キロメートル北西の海域で米海軍の調査船が潜水機を海中に降ろしていたところ、中国海軍の艦艇が近づいてこれを引き揚げ、立ち去った。米側は国際法違反だとして返還を求めていた。

中国外務省は17日、日本経済新聞の取材に対し、米中が「軍のルートを通じ、この件を適切に処理しているところだ」と回答した。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報も「軍関係者が『滞りなく解決できると信じている』と語った」と報じた。

ただ中国側は潜水機を奪った狙いや具体的にどんな調査を行ったかは明らかにしていない。

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