韓国大統領「徴用工、個人の請求権は有効」

2017/8/17 13:15
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任から100日を迎えた17日、記者会見を開いた。核・ミサイル開発を加速する北朝鮮の「レッドライン」(越えてはならない一線)について「大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成させ、核弾頭を搭載して兵器化することだ」と指摘。「北朝鮮はレッドラインの臨界点に近づいている。追加挑発を止めなければならない」と強調した。

植民地統治下で労働に従事した徴用工問題については「徴用された人が三菱をはじめ相手会社を対象にした民事上の権利は残ったというのが最高裁の判例。政府はそのような立場で取り組んでいる」と語った。従来の政府見解を変更する発言だ。

徴用工問題は1965年に日韓両政府が債権・債務を清算するために結んだ請求権協定で解決済みというのが日韓政府の共通認識だったが、2012年に韓国の最高裁が、個人の請求権がなお有効だとする判決を出した。文氏も最高裁の判例に沿う考えを示した。

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