J&J、アボットの眼科治療子会社を買収 4400億円

2016/9/17 10:04
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【ニューヨーク=稲井創一】米医薬・生活用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は16日、米医薬品・医療機器大手アボット・ラボラトリーズの子会社、アボット・メディカル・オプティクス(AMO)を43億2500万ドル(約4400億円)で買収すると発表した。AMO社が強みを持つ白内障治療やレーザー治療技術などを取り込み、眼科治療関連ビジネスを強化する。

「目の健康は最も成長が早い分野で、買収により眼科ビジネスの多様化を図る」。J&Jビジョンケアのカンパニーグループ会長、アシュレー・マックィボイ氏は買収発表文でこうコメントした。コンタクトレンズ「アキュビュー」を世界展開するJ&Jだが、AMO買収で治療分野に本格的に進出する。AMOの売上高は2015年度で約11億ドル。現金で買収し、買収作業は17年3月までに完了する。

世界保健機関(WHO)は白内障による失明が世界で約2000万人に達すると試算。今後も白内障患者は人口増に伴い増え続け、J&Jは眼科治療分野の需要が大きいとみる。一方、アボットは事業の「選択と集中」を加速させ、循環器系の医療器具や診断分野に経営資源を集中させる。

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