世界の政府系基金、アジアに傾斜 不動産投資を拡大
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【ロンドン=黄田和宏】世界の政府系ファンド(SWF)がアジアの不動産投資を拡大している。欧米の主要都市では投資資金の流入で不動産価格が高騰しており、世界的な低金利環境の長期化を見据えて、欧米を中心とした運用から投資先を分散し始めている。米国の利上げなどをにらみ、短期の投資資金がアジアから流出する動きがある一方で、SWFなど長期資金はアジアに向かいつつある。
SWFのなかでも、不動産投資に積極的なの...
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