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「領土問題解決ほど遠い」 ロシア国内報道

【モスクワ=古川英治】安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の会談の成果について、ロシア国内では北方領土問題の解決には程遠いと論じる報道が目立った。

「日本はクリール諸島(北方領土のこと)の問題について、待つことに応じた」――。経済紙ベドモスチは1面でこう報じた。「日本は目的に近づくことはできなかった」「日本にとっては(共同経済活動で)足がかりを築き、影響力とイメージを良くして70年後に問題を解決することが重要だ」といった専門家の発言を紹介した。

ウクライナ問題を巡り日米欧の制裁を受けるロシア側の成果を強調する報道もあった。インターネットメディアのガゼタは「今回の訪日は、少なくともロシア国内に対して"先進国"は団結していないとの印象を与えた」と指摘。ラジオ局コメルサントも「プーチン大統領は主要7カ国(G7)である世界3位の経済大国で大いなる歓迎を受けた。孤立なんてしていない」と報じた。

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