2019年7月22日(月)

中国当局に拘束・連行の弁護士ら200人超に

2015/7/16付
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【北京=共同】中国各地で9日以降、当局に拘束されていたり、連行され一時的に拘束されたりした人権派弁護士や活動家らが16日までに205人に増えた。香港のNPO団体「中国人権弁護士関注組」が明らかにした。長期化する当局の摘発に、活動家らからは「弁護士を徹底的に脅して抑え込もうとしている」と懸念の声が上がっている。

同団体によると、当局が拘束しているのは「社会秩序を乱す重大犯罪グループ」とみなした「北京鋒鋭弁護士事務所」の主任弁護士、周世鋒氏や女性弁護士の王宇氏ら11人で、一部は自宅に軟禁されている。ほかに15人が連行後、行方不明となっており、179人が一時拘束されるなどした。

中国の人権問題を扱うウェブサイト「維権網」によると、湖南省の弁護士が15日、周氏の弁護を引き受けて北京に向かおうとしたが、地元当局者に阻止された。同サイトは「法を踏みにじっている」と当局による弁護活動妨害を批判した。

欧州連合(EU)報道官も15日「法治の取り組みに深刻な疑問を投げかける」と批判する声明を発表した。摘発の長期化に国際社会からも非難が強まっている。

一方、国営通信、新華社などは「調査を支持する。弁護士も法律に従う必要がある」とする司法省幹部らの声を伝え、摘発を正当化している。

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