2018年10月20日(土)

フィリピン上院が調査開始 バングラ中銀ハッキングで

2016/3/16 19:38
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【マニラ=佐竹実】バングラデシュ銀行(中央銀行)のシステムにハッカーが侵入し、一部がフィリピンに送金された問題で、比上院は16日までに関係者の調査を始めた。8100万ドル(約92億円)がリサール商業銀行(RCBC)の口座に送金され、その後カジノに流れて行方が分からなくなっている。同行の頭取は上院の聞き取りに対し、関与を否定している。

送金に際しては首都マニラのマカティ市にあるRCBCの支店長が他人名義の口座を作成したとされており、フィリピンの反マネーロンダリング評議会が捜査している。

ハッキングがあったのは2月上旬。ハッカーは米ニューヨーク連邦準備銀行にあるバングラ中銀の口座から9億5100万ドルを引き落とそうとし、8億5千万ドルは不審な動きとして凍結された。2千万ドルはスリランカへ送られたが口座名義の記載ミスで失敗し、8100万ドルがRCBCの4つの口座に送られた。

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