2019年8月19日(月)

台湾、立法院選でも民進党が初の単独過半数

2016/1/16 21:05 (2016/1/16 23:44更新)
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【台北=小高航】台湾の立法院(国会、定数113)選挙が16日投開票され、最大野党・民進党が躍進した。議席数を改選前の40から大きく伸ばし68議席を獲得、初めて過半数(57議席)を上回った。同日の総統選で大勝した蔡英文氏の指揮のもとで議会運営でも優位に立つ。一方、「時代力量(時代の力)」などの新政党も若者の支持を背景に存在感を高めた。

中央選挙委員会や各党の発表によると民進党は小選挙区(計73議席)で49議席、比例区(計34)や別枠の先住民区(計6)で19議席を得た。支持基盤の南部に加え、国民党の地盤の台北市など北部でも得票を伸ばした。

民進党は与党だった2000~08年の陳水扁政権時代に立法院の過半の議席を得られず、少数与党として議会運営で苦労した経緯がある。過半獲得は1986年の結党以来の悲願だった。与党・国民党は経済政策への不満などを背景に議席数を改選前の64から35まで減らし、総統選と同じく大敗を喫した。

一方、中台間のサービス貿易協定発効への反対派が14年3月に起こした「ヒマワリ学生運動」のリーダーの一人、黄国昌主席(42)率いる時代力量は18人の候補者を擁立し、5議席を獲得した。

民進党が小政党とも連携し、国民党への不満票を取り込む戦略をとってきたことも追い風となった。若者の支持を集める時代力量などは今後、立法院の第三極として存在感を高めそうだ。

選挙結果を受けた立法院は2月1日に開会する。

 ▼立法院選挙 国会議員に相当する立法委員を選出する。一院制で任期は4年。小選挙区比例代表制で、定数113議席のうち小選挙区が73、比例区が34、「先住民区」が6議席ある。比例区は得票率が5%に達しないと議席が得られない。全議席の3分の2で総統の罷免や弾劾、4分の3で憲法改正の発議が可能になる。

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