2019年1月19日(土)

韓国「日産が排ガス不正」 現法社長を刑事告発へ

2016/5/16 13:23
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【ソウル=小倉健太郎】韓国環境省は16日、ディーゼルエンジンを搭載した日産自動車の多目的スポーツ車(SUV)「キャッシュカイ」で排ガス不正があると判断したと発表した。一般的な走行条件下で排ガス浄化装置が作動しなくなるという。日産の説明を聞いたうえで5月中にも課徴金3.3億ウォン(約3千万円)の納付を命じ、現法社長を刑事告発する方針だ。

環境省は独フォルクスワーゲン(VW)の韓国法人代表を刑事告発するなどディーゼル車の排ガス不正問題でこれまでも厳しい対応をとってきた。

VWの排ガス不正を受けて他社のディーゼル車20車種を検査したところ、キャッシュカイ1車種だけで不正を確認した。エンジンの吸気温度がセ氏35度になると浄化装置が停止し、窒素酸化物(NOx)の排出量が増える。燃費を良くしようとした可能性があると環境省は指摘した。

エンジンが高温になると損傷を避けるために浄化装置を止めること自体は珍しくない。環境省は「走り始めて30分程度」の35度という条件で停止することを問題視した。韓国で販売済みのキャッシュカイは814台で、リコール(回収・無償修理)を命じる計画だ。

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