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ミャンマー政府、中国人死傷に遺憾の意 国軍と雲南省が調査へ

【ヤンゴン=松井基一】16日付のミャンマー国営紙は、13日に国軍と中国系少数民族コーカン族との戦闘に巻き込まれ中国人が死傷した事件について、ミャンマー政府が遺憾の意を表明したと報じた。国営紙が事件に触れるのは初めて。国軍が中国の雲南省政府と事実関係の調査に乗り出すとしている。中国との対立の深刻化を回避する狙いがありそうだ。

報道はミャンマー政府による声明として掲載された。声明では事件のきっかけとなったコーカン族を「ミャンマーと中国の友好関係に悪影響を及ぼしている」と批判。今後、ミャンマー・中国双方の外務省や国軍が「両国の平和と安全の維持に向け緊密に連携する」としている。

ミャンマーでは2月9日、コーカン族の武装勢力、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)が国軍の支配地域を占領しようとしたことをきっかけに激しい戦闘が勃発。これまでに150人以上が死亡している。今月13日にはミャンマー軍機のものとされる爆弾がコーカン地区と国境を接する中国雲南省に着弾、農民など中国人13人が死傷した。

中国政府からの抗議にミャンマー側は政府高官が国軍の関与を否定し、国営メディアも沈黙を守っていた。16日の声明でも国軍の爆撃による被害だとは認めていない。ただ、両国関係の悪化を恐れ、融和姿勢に転じたとみられる。

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