北朝鮮制裁決議案、早期採決は難航 中国が消極姿勢か

2016/1/16 9:59
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【ニューヨーク=高橋里奈】核実験を強行した北朝鮮に対し、国連安全保障理事会が検討する制裁決議案を巡り、日本の吉川元偉国連大使は15日、「デッドラインをつけて交渉する考えはない」と述べた。同時に「(制裁について)今言えることは非常に少ない」と述べ、早期の採決は難しいとの見方をにじませた。

吉川大使はシリアの人道問題を協議した安保理の会合後、記者団に語った。「(各国と)水面下で折衝しており、決議案として議論するところまでいっていない」と説明。より強い制裁が必要だとする日本の立場を各国に説明したが「立場の違いがあることは確か」と述べ、中国が慎重であることを示唆した。

安保理は北朝鮮が核実験に成功したと発表したことを受け、新たな制裁措置を盛り込んだ決議案を迅速に作成することで一致している。だが北朝鮮の「友好国」である中国が強い制裁内容には消極的な姿勢をとっているとみられる。

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