2018年2月20日(火)

独バイエル、デジタル農業に進出 最適な農薬の使い方助言

2016/2/16 9:23
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 【フランクフルト=加藤貴行】ドイツの医薬・農薬大手バイエルは15日、デジタル農業分野に本格進出すると発表した。作物の生育状況の診断ソフトを提供する独企業を買収、農家に対する農薬の適正な使用の助言などに生かす。農薬業界では最大手のシンジェンタ(スイス)が中国企業の傘下入りが決まったばかり。農薬世界2位のバイエルはモノのインターネット(IoT)の農業分野の活用で先手を打つ。

 買収したのは、独プロプラント・ゲゼルシャフト・フュア・アグラール・ウント・ウンウェルトインフォマティーク。社名をバイエルブランドに変え、農家に対し、農地ごとの最適な農薬選びや投与する量・時期、感染病対策などを伝えるサービスとして展開する。買収額は非公表。

 バイエルは昨年、カナダ企業から、衛星画像を使った地質情報システムを買収した。この地質データとも結びつけ、農薬の効率的な使用や、土壌への影響を抑えた農法の提案につなげる考えだ。

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