2019年9月24日(火)

アジア新興国15年成長率、6.1%に下方修正 アジア開銀

2015/7/16付
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【マニラ=佐竹実】アジア開発銀行(ADB)は16日、2015年のアジア新興国の国内総生産(GDP)成長率見通しを6.1%に下方修正したと発表した。中国などの景気に減速感が出ているためで、3月時点の予想よりも0.2ポイント低くした。輸出の落ち込みが経済成長の足を引っ張るとみられる。16年の予想も0.1ポイント引き下げ、6.2%とした。

中国の15年の成長率予想は0.2ポイント引き下げて7%、16年も0.2ポイント低い6.8%とした。4~6月期の実質GDPは前年同期比7%増にとどまった。さらに最近の株式市場の混乱が消費や投資に悪影響を与える可能性も懸念されている。

米国では寒波などが影響し、1~3月のGDPが年率換算でマイナス成長となった。ADBは15年の米国の成長率見通しを1ポイント引き下げて2.2%とした。米中の減速がアジア全体の経済成長に影響する構図だ。

欧州の15年の成長率は1.1%で据え置いた。ADBは「欧州の債務危機の解決には時間がかかり、年後半の懸念材料」とする一方、「原油安や金融緩和、通貨安が成長を下支えしている」と指摘した。

今回ADBが発表したのは、毎年春に公表する「アジア経済見通し」の修正版。先進国を除くアジア大洋州の45カ国・地域が対象。

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